29 白鬚神社

 滑川地区の神保土にうっそうと生い茂った杉林の
中に白鬚神社がある。
 祭神は水神とも或いは水除神とも申すが、文書
等もなく詳細不明という。
 境内には元禄十年(1697)と正徳四年(1714)の
庚申塔がある。さらに享保十一年(1726)に三乗院の
六代住職が導師となって造立した巳待塔もある。
         御斎灯

 神社恒例のお斎灯が1月の第三日曜日午後7
時から行われる。
当日、薪などを奉納するため朝7時までに自宅前に準備したものを、滑川消防団で神社へ運び準備する。地区民、及び地区外からの参詣者が、古くなった御札や、〆飾り、子供らの学習の成果を持ち寄り集う。燃え盛る炎であったまり、その火でタバコをすったり、餅を焼いて食べたりすると、風邪をひかないとか・・・・。
「今年もよろしく」と、一年の初めの顔見せで始まる。